昭和の初め体の前と後ろに広告パネルを身につけて街角を練り歩くサンドウィッチマンと呼ばれる人たちがいました。普通のサンドウィッチマンはダラダラと歩くだけの何も考えずやる気のない人たちでした。
しかし、なかには「歌を歌ったり」「変な踊りを踊ったり」「奇抜な服を着たり」時には「死体のフリ」までして人目を引くためにアイデアを出し工夫した人たちもいたそうです。そういった人目を引くための彼らの工夫こそが広告屋としての原点だと私たちは想っています。
お客様のために、「どうやったら反響がとれるか」「どうやったらイメージアップに繋がるか」を工夫し、考え、実際に動く”プラン・ドゥ・アクション”型サンドウィッチマン(広告宣伝コンサルタント)をスタッフ一人一人が心がけ「5せん」「5ます」のこだわりと共にお客様のために頑張っていきたいと思います。
例えば、A商品の広告を依頼されたとします。
まず最初にする事は、その商品を可能な限り実際に手に取り、見て触って良いところ悪いところをある程度判断します(消費者の立場で見る)。 次にA商品を“実際に自分が売るんだ”というつもりで販売戦略を練ります(クライアントの立場で考える)。そして購買する消費者の年齢、性別、住んでいる地域、等々を考慮して広告のイメージを決定しクライアントにご提案します。
もちろんご提案内容を無理に薦めたりはしません。お客様と打ち合わせ、擦り合わせしながらお客様の意見を最優先します。そこにほんの少しスパイスとして当社の企画提案を織り込むという手法をとるようにしております。
そして最終的に「イメージデザイン(感性訴求)」にするか「シズル(※)デザイン(直接訴求)」にするのか大きい2方向のうち最善と思われる方を模索いたします。
このようにして『消費者の立場で見』『クライアントの立場で考え』『広告屋の立場で企画』をするからこそ、広告代理店の存在意義があります。その広告代理店で働くスタッフは、1人1人が印刷屋さんかデザイン屋さんでは真似の出来ない広告宣伝コンサルタントでなければならないと私たちは想います。
※シズル効果
音や匂いで聴覚と嗅覚を直接刺激し、食べ物を美味しく見せたり食欲を増進させる効果。
「シズル」とは、英語で肉や魚を焼く時に出る”ジュウ~”といった音を表します。
ケーキ屋さんの甘い香りやコーヒーショップの香り、焼き鳥屋さんの鶏肉を焼く音やタレの香りなどはあえて香りを通行人にふりまくようにし、集客力をあげます。
広告でいう「シズル効果」とは、耳と鼻で脳を刺激するのではなく、視覚だけで過去の記憶を蘇らせたり購買意欲を生じさせたりすることです。
週刊誌の電車の中吊り広告やスーパーの安売りチラシなどがこれにあたります。
通称「激チラ」、「ガメチラ」などと呼ばれていますが、確実に反響があります。
- 自社の利益や都合のみを考えた提案はいたしません。 お客様のために色んな角度からカユイところに手が届くご提案をいたします。
- 消費者の反応を無視した自己満足の押し売り(格好いいだけ、綺麗だけ)広告はつくりません。お客様と打ち合わせ摺り合わせの上、反響重視の広告をおつくりいたします。
- 目的が見えず、見にくい、雑な広告はつくりません。
ひとつひとつの仕事を丁寧にお客様の立場に立って制作いたします。 - 素早い対応でお客様の貴重なお時間を無駄にしません。
だらだらした仕事をせず、お客様のために全力投球いたします。 - 現在の企画力・提案力、神広企画の仕事内容に満足しません。
絶えずお客様のために反響がとれるように創意工夫し、新しいことに挑戦し続けます。